マッチングアプリで婚活していると、「やっぱりこの人とは合わないな…」と思うときがあるでしょう。
マッチングアプリでは、今後のやり取りをお断りする場面が出るのはしかたないもの。
とはいえ相手が自分を気に入ってくれていると、罪悪感からお断りをしにくいのではないでしょうか。
せっかく気に入ってくれたのに、断るのはなんだか心苦しいわ
断られるよりも断る方が辛いかもね
でも、いつまでもあやふやなまま関係を続けるのは相手にも失礼です。
見込みがないならちゃんと断って、お互い前に進めるようにするのが大人の対応でしょう。
そこで、婚活における相手を傷つけにくい上手な断り方を解説します。
断る際に気をつけるポイント
婚活でお断りをするときは、スッパリ関係を断つのが得策です。
このとき気をつけるポイントは、相手を逆上させたり変に期待を持たせたりしないことです。
この2つのポイントを具体的に解説します。
逆上させない
マッチングアプリや婚活サイトで出会った人が本当はどんな人かは、短いやり取りだけでは分かりません。
中には逆上して何をしでかすか分からない人もいるので、できるだけ穏便に断った方が安全です。
相手を逆上させないためには、相手を否定する言葉を言わないようにしましょう。
たとえば容姿や気になる癖など、相手の見た目が断る理由になることはよくあります。
でも、それを正直に指摘してお断りすると相手はショックを受けたり、プライドが傷ついて怒るかもしれません。
私だって容姿を指摘されたら気分が悪いわ
自分の好みでないことを理由に相手を傷つけるのは良くありません。
また、突然の音信不通も相手が執着してストーカー化する可能性があるので、やめておいた方が無難です。
期待を持たせない
お互いの時間を大切にするために、期待を持たせるような言葉は禁物です。
たとえば相手を傷つけないために使いがちな以下の3つの言葉は、あまりおすすめしません。
- 他にいい人がいるよ
- あなたは私にはもったいない
- 私はあなたを幸せにできない
これらは別れの言葉としてよく使われますが、あなたの気持ちがはっきりわからないため、相手は「まだチャンスがあるのでは?」と期待してしまいます。
特に恋愛慣れしていない男性は、これを別れの言葉と受け取ってくれない場合があります。
「自分に魅力を感じてくれているのかな?」と勘違いさせ、反対に「あなたじゃないとダメなんだ!あなたとじゃないと幸せになれない!」と相手の気持ちを盛り上げてしまう可能性もあるんです。
つい淡い期待を持ってしまう。男ってバカだよね…
なので、婚活では期待を持たせるあやふやな表現は避けるようにしましょう。
マッチングアプリでメッセージが続かないのはなぜ?例文と婚活のコツ
相手も納得する断る理由の作り方
断る際は相手も納得できる理由を言ってあげれば、穏便に別れを切り出せます。
マッチングアプリはお互いに結婚相手を探す目的で使っているのだから、結婚相手として相性が良くないことを伝えれば納得せざるを得ません。
これまでのやりとりの中で、相手も納得できる客観的な理由を見つけましょう。
マッチングアプリや婚活サイトで断る際の理由の例を紹介します。
価値観の相違を理由にする
価値観の相違を見つけ、それを理由にして断るのはお互い納得しやすい方法です。
特に結婚後の人生に大きい影響を及ぼす以下の3つの事柄は、断りの理由にしやすいでしょう。
- 結婚後も仕事を続けるかどうか
- 子供は欲しいかどうか
- 両親との同居や介護の有無
正直に言う必要はありません。
相手の男性が結婚後も仕事をしてほしいと思っているのなら、あなたは「専業主婦になれる人としか結婚できません」と言えばいいのです。
子供が欲しいと言われれば、「私は子供が苦手なので産みたく(育てたく)ありません」とでも宣言すればいいんです。
相手の希望の逆を言えばいいってわけね
嘘の理由を言うのは心苦しいかもしれませんが、この方法は最も穏便に別れられるやり方です。
婚活で出会っただけで今後関わることがないのであれば、多少の嘘は許されるもの。
「私では理想を叶えられない」と説明することで、相手を傷つけずに納得させられるでしょう。
あえて具体的な理由は言わない
それほど深い話をしたことがなく、うまい理由がどうしても見つからない時は、あえて具体的な理由を言わない方法もあります。
相手も婚活中であれば、「一緒に暮らしている様子がどうしても想像できない」というような理由でも気持ちを察してもらえるはずです。
ただしこの方法は恋愛下手な男性だと逆に火をつけてしまう可能性があるので、断るときはしっかり「この先はない」と伝えるようにしましょう。
シチュエーション別の断り方とLINE例文
マッチングアプリや婚活サイトで出会った人と別れるときは、アプリの中のメッセージ機能やLINEでお断りをすることが多いでしょう。
どんな返信を送ればいいかは、会う前と会った後で異なります。
スッキリと次に進むためにも、シチュエーション別のお断りLINE例文を紹介します。
会う前・メッセージ交換中の断り方
マッチングしたけど、メッセージのやり取りで「なんか違うな…」と感じることもあるでしょう。
写真交換後に「タイプじゃない」と気づくこともあると思います。
相手の容姿もフィーリングもなにもわからないうちは、あいまいな理由で断っても構いません。
相手の本気度もわからない段階ですから、罪悪感を抱く必要もありません。
この文を送っただけでスッパリと切れるかどうかは相手次第ですが、フェードアウトしやすい空気にはなるでしょう。
例文1
「ごめんなさい。仕事関係で出会った人を好きになったので、もうメッセージできません。これまでありがとうございました。」
これははっきりと今後はメッセージを送らないと伝える方法です。
仕事関係など違うフィールドの相手と出会ったことを伝えれば、「自分では到底及ばなかった」と諦めてもらえるでしょう。
例文2
「最近仕事が楽しくなってきたので、婚活を一旦やめることにしました。なので、会うのはナシにしましょう。」
「会うのはナシ」と言われると、真剣に婚活をしている相手ならあなたを圏外扱いにします。
相手にとってはあなたも「ナシ」となるので、連絡をくれることはなくなるでしょう。
マッチングアプリなら相手もすぐ違う人を見つけるだろうしね
それでも会いたいという人は、結婚を考えていない人(ヤリモクとか)の可能性があるので相手にしないほうが無難です。
ちなみに仕事を理由にする場合は、「楽しくなってきた」ということがポイントです。
単に「忙しくなってきた」だと、「また暇になったら会えるかな?」と期待してしまう相手もいるので注意ましょう。
例文3
「色々調整しましたが、会う時間が取れそうにないです。ごめんなさい。」
会う気がないことをやんわりと伝える方法です。
バシッと断るのが気が引ける…という人は、メッセージ交換の段階ならこの方法でも構わないと思います。
「また時間ができたら連絡します」とでも言って、そのままフェードアウトしましょう。
フェードアウトすればたいてい察してくれるわよね
ただしその後も婚活をしていることが相手にバレないよう、マッチングアプリの中ではブロック等をしておいてくださいね。
マッチングアプリでフェードアウトされる理由&上手なフェードアウトのしかた
1回目に会った後の断り方
1回会った後に断りたくなる理由は、「容姿が想像と違った」「癖など気になる部分があった」といった場合が多いでしょう。
しかし、それをストレートに指摘すると相手は傷つきます。
次の例文のように、相手の悪いところは指摘せずにお断りするのが最善策です。
例文
「先日はありがとうございました。お話は楽しかったのですが、どうしても恋愛感情を持てそうにありません。
このままやりとりを続けていても結婚に進めないので、お互い別の人を探しましょう。
わがままでごめんなさい。これまでありがとうございました。」
相手をフォローしつつ自分のわがままを認めることで、相手を否定しないようにするのがポイントです。
状況に応じて、先に紹介した「会う前・メッセージ中に断る場合」の例文や、あとに紹介する「2回以上デートした後に断る場合」の例文もそのまま使えます。
2回以上デートした後の断り方
2回以上デートしたら、仮交際といえども相手はかなり期待を持っているはずです。
相手は真剣なお付き合いを考え始めているかもしれないので、早めに断る必要があります。
理由は具体的なものが必要です。そのためにも、デートでいろんな話をして価値観を探っておきましょう。
例文1
「突然ごめんなさい。この前子供の話をしたけど、その時に気になることがあって・・・。
あの時は話を合わせちゃったけど、実は私、子供はどうしても産みたくありません。これは昔から考えていることで、これからも変わることはありません。
あなたや、あなたのご両親が子供を望んでいることがわかりましたので、今後のお付き合いはできません。これまでありがとうございました。」
「私の心は決まっていて変わることはない」と理解してもらうため、断言することが大切です。
もしかすると相手があなたと付き合いたい一心で「自分はそこまで子供好きじゃないんだ!」などと言ってくることがあるかもしれません。
でも「よく考えて決めたことですので」と突っぱねて、今後の可能性がないことをわかってもらいましょう。
傷つけるかもしれないけど断言するのは大事よね
例文2
「これまで何度か会って色々お話ししましたが、どうしてもあなたとの結婚生活を想像することができません。
これ以上会っていても、あなたの大切な時間が無駄になってしまいます。もうこれきりにさせてください。
私の勝手でごめんなさい。ありがとうございました。」
具体的な理由は見つからないけれど、どうしても結婚相手としては見られない、というときの言い方です。
相手を傷つけてしまう理由のときは、こういうあいまいな理由でも仕方ありません。
大切なのは、もう会わないとはっきり伝えることです。
ズルズルと関係を続けると余計相手を傷つけてしまうので、ちゃんと区切りをつけるようにしましょう。
まとめ
マッチングアプリや婚活サイトを長く続けていれば、断ることも断られることも何度も経験します。
かといっていちいち罪悪感に苦しんだり、必要以上に傷つく必要はありません。
たまたま今回は相性が合わなかっただけで、誰も悪くないのです。
あまり気にせずどんどん会っていった方がいいよね
マッチングアプリってある程度の割り切りが必要よね
断った後にいい人が見つかるのなら、それは一歩前進です。別れは出会いの始まりでもあります。
ただし、断るなら早めにしましょうね。
あなたにもお相手にも、次の良い人が現れることを願っています。
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